第7回定例会 報告

  • 2018.07.25 Wednesday
  • 11:59

 

 

農談会設立に向けた愛南町現地検討会 報告 

  • 2018.04.17 Tuesday
  • 12:19

 

 農談会設立に向けた愛南町現地検討会 報告 

日時:平成30年4月15日(日)12:00

場所:ホテルサンパール(愛南町御荘平城)

 

 南予地区での「農談会」設立に向け、会員の原田さん他、愛南町の柑橘生産者5名、「エヒメ農談会」5名により、現地検討会を行った。概要は以下の通り。

 

1.開会あいさつ(正 副会長より「エヒメ農談会」の主旨、南予地区での農談会設立に向けた期待表明。事務局より「エヒメ農談会」これまでの取り組み等説明。)

 

 

(エヒメ農談会メンバー)

正金郎副会長、和家康治副会長、森茂喜、柴竜己、黒河安徳

 

2.参加者

(本日の参加者)

原田達也(甘夏、愛南柑の生産者、「マルハラ・ファーム」園主、町会議員、愛媛県農業指導士)

埜下征昭(愛南柑生産者、「フルーツ園ののした」代表、農林水産大臣賞受賞)

浅岡洋司(「浅岡農園」・「御荘フルーツファーム」代表,甘夏生産者リーダー、来年法人化検討)

山下  (吉田町在住、有機農業柑橘生産者、アボカド関心あり)

宮谷  (みかん栽培に関心あり、今年から園地引継ぎ)

 

 

3.課題検討(愛南町の農業とコミュニティの課題を浮き彫りに)

 ◎甘夏等加工(マーマレード)用原料は、ニーズあるが対応しきれていない。

  原因は、高齢化と鳥獣害被害。

(鳥獣害について)

 ◎愛南の鳥獣害については、鹿食害が深刻。果実、葉、表皮の順に食害あり。

  吉田町含め、猪被害も深刻(イノブタとなって繁殖力増大)

 ◎鹿の駆除が追い付かない。年間5~600頭駆除しても被害甚大。無力感あり。

 

鹿の食害を受けた愛南柑

 

食害を受けていない愛南柑

 

◎地域全体で取り組まないと効果ないが全体対応できていない。

◎ワイヤーメッシュ(金網柵)の町補助あるが、設置は個人負担のため高齢化による設置作業がネック。

 

(高齢化・労働力確保について)         

◎収穫労働について、29年度以降人手不足が深刻化。(29年頃から、土木予算等復活により人手不足が進行。地域に人が残っていない。)

◎愛南柑(河内晩柑)は、みかんと違って、収穫適期が短期間ではないため、一度に多くの人材投入のニーズはない。

◎収穫期間が、1月~5月いっぱい(ピークは3月まで)のため、大学生等学生の対応が難しい。(卒業、入学シーズンと重なる)

◎春先に収穫作業が集中するため、春先の農作業が疎かになっている。剪定できる専門労働者が求められている。(高知県内では、シルバー人材センターへの技術指導を行っている事例あり。松山市でも今年から実施。)

 

樹齢40年のアボカドの古木(埜下さん宅)

(今後の農業振興の方向性とまとめ)

 ◎夢のある農業のため、高単価の「いいもの」志向が現在のトレンド。だが、加工原料には安定的なニーズがあり、耕作放棄地の活用等により値域全体の取り組みにつながる「楽しい農業」構築への新たな方向性が提案できるのではないか。  

                    

 ◎深刻化する鳥獣害(特に鹿食害)について、町やJAでも実態を把握しきれていないのではないか。

現状や実態調査に早急に取り組む必要があり、「農談会」としての今後の対応を検討したい。

 

 ◎愛南町の放任園活用にマーマレード専用園産地等の提案を行う。

加工原料用に甘夏やレモンの省力栽培、産地化に向けた取り組み提案ができるのではないか。

 

以  上

2018/01/08 ミカン農談会 論点メモ

  • 2018.01.11 Thursday
  • 11:42

JUGEMテーマ:農業・アグリビジネス

平成30 1 10

桐野 昭二

 

 

 

<.論点>

 

1.山本昌弘報告:産地の経営構造分析ー統計的概観

 

 ・経営耕地、販売金額(面積×単位収量×単価)別農家構成比率

 

 山本報告は、三ヶ日の優位を技術革新と規模拡大可能な園地市場とする。だが上掲式の単価(青島温州の時期と価格)を見落としてはならない。そこには、果物離れ・ミカン離れが進む市場の構造変化がある。「ミカンは三ヶ日に学べ」は、「木を見て森を見ず」ではないか。農産物市場論と労働・土地市場、ケインズ政策の不毛を如何に捉えるのか。

 

 戦前の農民層分解論、戦後の近代化・構造改革論は、規模の利益・比較優位の競争原理に立つ農政論で、「西欧的進歩史観」に依拠している。21世紀は、きんせい・近代からの技術文明・グローバル化が行き詰まった時代に入った。新自由主義もリベラルも、時代に対応できないことは2017年の衆院選に集約されている。

 

2.清水重伯川上共撰長報告:共撰と農協共販

 

 この論議で、ミカン農家の収穫と庭先選別労働の実態を知り、「過労死」が思い浮かんだ。中でも、ミカン作の衰退、農家の減少と光センサー撰果体制の維持に、共撰の合併が検討されていると聞き、農家と農協の分断を打開する新たな仕組みの必要を痛感した。

 

3.正金郎報告:「楽しいミカン経営」

 

\汽皀妊襪瞭給は、11875円、時給は1484円である。大工さんの日給は、15000 円、職人の中では低かった記憶がある。

 

∪源叉蚕僂蓮∪郛綮挫呂鯒案に「適地適産」高品質志向の慣行農法。撰果・選別の見 直しは提起されているが、集散市場体系対応の産地共販を、生産と販売が楽しいミカ ン作に繋がる仕組みの再構築が求められているのでは?

 

Bし算と余暇利用を、自然(土地)と農家(家族・集落)の個性を活かした「棲み分 けモデルに。

 

ぁ嶇働力シェア−は、戦前から静岡と新潟で行われていた。

 

サ抛は買い物か旅行という生活モデルは、過労死職場の働き方の反面で、ハレとケ、 日常が楽しく豊かでなくては。政府主導の人口減少対応と働き方改革に、地域住民が 如何に向き合うには、自由に個性を活かす日常の生活ー働き方と暮らし方の変革が必 要ではないか。

 

4.和家康治報告:

 

 宇和青果農協の「赤箱」は、高品質・富裕層向けでなく、一般消費者向けを意図したブランドでした。この産地の個性を活かす共販の対応は、合併後のミカン共販の下で埋もれ形骸化していないだろうか。

 

 また、そこには東宇和農協の合併で、明浜共撰が旧宇和青果農協の共販と分断されたこと、また地域内でも無茶茶園との分断がある。この評価も色々論じられているが、有機農業の内実と未来が問われている。

 

 

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